U house
都心の住宅地に建つ木造2階建ての住宅です。
建築主は高齢であるためバリアフリーにすること、明るい居住スペースにすること、
安定した温熱環境がつくられることなどが要望されました。
特に持病のために寒さに敏感であることから、より高性能な熱環境の実現が必要です。
2階のLDKは勾配屋根をそのまま内部に生かせて、北側に高窓を設けています。 強すぎない柔らかな光を得るためです。
外装は外張り断熱仕様にして木造軸組の壁体内を空気が循環する仕組みになっています。
夏場は小屋裏にあるエアコンの冷気を、冬場は各階に設置された蓄熱式暖房器の暖気を輻射熱として各部屋に伝えます。
最適温湿度の服を家全体が着ているようなものです。
素材はチェリーのフローリングをベースにして調湿性能の高い珪藻土などを使用しました。
自然素材がもつ落着いた雰囲気が気分を和ませます。
物理的な快適さと心理的な快適さを追求した住宅となりました。
- 家族構成
- :老夫婦+次男
- 規模
- :地上2階
- 構造
- :木造軸組+制震金物(GVA)
- 空調設備
- :外断熱空気循環システム
- 敷地面積
- :194㎡
- 延床面積
- :198.5㎡ (1階 106㎡ 2階 92.5㎡)
- 施工
- :味方建築株式会社
- 竣工
- :2009年
- 撮影
- :Nacasa & Partners Inc.


















